REGALIAログ
<坂を使ったトレーニング・下り坂>
今回の練習は下り坂を使ったトレーニングを行いました。
REGALIAでは、環境を活かしたトレーニングを多く取り入れており、SAGAサンライズパークでは、陸上競技場やウェイトルーム、サッカー施設、プール、体育館、テニスコートなど多くの施設があり、施設の周りには大きく外周ができるランニングスペースなどもあります。
その中で、今回は、坂を使ったトレーニングを行いました。
※一般の方も通行する為、スタート位置とゴール地点にコーチが付き、安全を確保しご迷惑にならないように行なっております。
下り坂ダッシュの効果と注意点|スプリントスピードを向上させるトレーニング法
下り坂ダッシュとは?
下り坂ダッシュとは、傾斜のある坂道を利用してスプリントを行うトレーニング方法の1つです。
主にオーバースピードトレーニングの一環として活用され、陸上短距離選手やサッカー・ラグビーなどのスピードが求められるスポーツ選手にも取り入れられています。
中学生・高校生時のトレーニングでは、自身のスピードを100%出すことが難しく、下り坂のような自然とスピードが出るトレーニングはとても効果的です。
適切な傾斜を利用することで、通常のスプリント時よりも高い速度で走る感覚を養うことが可能です。
注意:下り坂は、誤った方法で行うとケガのリスクも高まるため、特に成長段階である、中学生・高校生は、正しいやり方を理解することが重要です。
実施するときは、指導者が適切な指導を行う様に心がけましょう。

下り坂ダッシュのメリット
① オーバースピード効果による最大速度の向上
下り坂では、地面からの反発が通常よりも強くなるため、普段のスプリント以上のスピードで走ることができます。
この刺激により、神経系がより早い動きに適応し、最大スプリントスピードの向上が期待できます。
② ストライドの拡大
坂道の傾斜によって体が前方へと押し出されるため、自然とストライド(歩幅)が広がる効果があります。特に、短距離走でストライドを伸ばしたい選手には有効なトレーニング方法となります。
③ 回転速度(ピッチ)の向上
下り坂ダッシュでは、通常よりも早く足を動かすことが求められます。
これにより、足の回転速度(ピッチ)が上がり、実際のレースでのスプリント能力を向上させることが可能です。
REGALIAでは、より質を高める為、マーカーやミニハードルを使用したトレーニングなども入れております。
下り坂ダッシュの課題と意識するポイント
REGALIAでは、陸上競技以外にも、サッカーなどの多種目競技の子供達が通っています。
体を動かす楽しさを感じながら、子供たちの成長をサポートしています。
下り坂でスピードがついた時に、フォームが崩れたり、足が流れたりしないように意識することが重要です。
特に初めて行う方は、重心が後ろに残ってしまう事が多く、ブレーキがかかり、接地のロスが大きくなるため、スムーズな体の運びをする事ができず、怪我のリスクも上がってしまう為、正しい知識を身につけて意識する必要があります。
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